ある夏の日、まだ夜が明けたばかりの涼しい朝のことでした。
旅こねくんは涼しさを満喫しようと朝のお散歩に出かけました。
テクテク歩いていると遠くの方から誰かの声が聞こえてきました。
「オハヨー♪だれかいませんかー?…オハヨー♪…」
おやおや、その声はいつもの広場の方から聞こえてくるではありませんか。
「ハーイ!ここにいますよー♪」
旅こねくんは嬉しくなって走り出しました。
いつもの広場に近づくとはちみつ色のちょっと大き目なこぐまくんが
いつもの魔法の壺から顔を出してこちらを見つめていました。
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