翌朝、二人がお散歩を楽しんでいるとどこからかとても良い香りの風が吹いてきました。こぐまくんは風に鼻を立ててその香りを読み取りました。
そのとたん、何だかワクワクしてきてそわそわし始めました。
どうやら新しいお家がこぐまくんを読んでいるような気がしたのです。
旅こねくんもすぐに気が付いてふたりは大急ぎで旅立ちの支度にとりかかりました。
そして夕方にはすっかり準備が整っていよいよ出発の時が来ました。
「旅こねくん、沢山遊んでくれてありがとう!」
「うん!また遊ぼうね~♪」
こうして二人はお互いの姿が見えなくなるまで手を振り合いました。
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