その1
ある日旅こねくんとこうさぎくんが公園の近くを散歩していました。
すると木立奥にある魔法の壺から何か飛び出しているように見えました。
ふたりは達は大喜びでその方向にかけていきました。
近づいてみると、黒いこねこが頭を魔法の壺からひょっこりと出していました。
「わ!新しいこねこくんが魔法の壺から出てきそうだ。黒猫君かな」
ふたりは大喜び。
その2
しばらくすると魔法壺から胴体が少し出てきました。
よく見ると胸のあたりには白い模様が入っています。
どうやら白黒の猫さんのようです。
その3
それからまた数日が経ち、白黒猫さんはすっかり体全体が魔法の壷から出てくるようになりました。
よく見ると手足は手袋のようだ靴下のようだ真っ白かわいい模様になっています。
「わぁ♪白くてキレイな模様があちこちに!」
旅こねくんこうさぎくんはその模様の美しさに感嘆しました。
その4
数日後、白黒こねこの身体はしっかりしてきたようでもう自分で立ったりお座りしたりもできるようになりました。
振り向くと真っ黒な尻尾がくねくねと動いています。
二人はその尻尾に興味津々です。
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