絵本

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ながみみのお友だち

秋も終わりに近づいてきた頃、 旅するこねこの旅こねくんはいつもの公園の奥にあるいつもの広場に やってきました。 またあの不思議な魔法の壺から楽しいお友達が現れないかと様子を見に来たのです。 思ったとおり! なんと魔法の壷から長いお耳がヒョコ...
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小さなくまの子6

それからしばらくし三人が大きな箱で遊んでいると 魔法の壺からにょっきり何かの布が出てきました。 「おや?これは何かな?」 取り出してみるとそれはベビベアくんたちぴったり合いそうおむつカバーでした。 ふたりは大喜び。 早速、旅こねくんに手伝っ...
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小さなくまの子4

それからしばらくすると、もうひとりのベビベアくんもすっかり体が魔法の壺から出てきたので旅こねくんは二人仲良くベットに寝かせてあげました。双子のベビベアくんたちは安心したようにチュパチュパと指しゃぶりをし始めました。
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小さなくまの子3

旅こねくんがベビベアくんのお世話を始めると突然、魔法の壺から「ぴょこん!」と音がしたのでふたりは振り向きました。 すると、そこにはまたまたベビベアくんが頭を出しているではありませんか。 「わぁい!双子のベビベアくんだったんだね♪」 旅こねく...
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小さなくまの子2

それから何日か経ちベビベアくんは魔法の壺からすっかり出てきましたが まだ体がしっかりしていないようでひとりでお座りできません。 そこで旅こねくんはちょうどよさそうな大きさのベットを用意してあげました。 「これでヨシ!」 ベビベアくんは嬉しそ...
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小さなくまの子1

朝の空気が少し涼しく感じたある日のことでした。 旅こねくんがいつもの広場の前を通りかかるといつもの広場の方から 小さな声が聞こえてきました。 「あう~・・・ンば・・」 どうやら赤ん坊の声のようです。 旅こねくんは大急ぎで広場へかけてゆきまし...
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ちょっと大きなこぐまくん6

翌朝、二人がお散歩を楽しんでいるとどこからかとても良い香りの風が吹いてきました。こぐまくんは風に鼻を立ててその香りを読み取りました。 そのとたん、何だかワクワクしてきてそわそわし始めました。 どうやら新しいお家がこぐまくんを読んでいるような...
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ちょっと大きなこぐまくん5

するとこぐまくんが勇気を出して魔法の壺から「何か」を引っ張り出しました。 スルスルと出てきたのはとっても長尾手織りのマフラーでした。 「わぁ!綺麗な色のマフラー、きっとこぐまくん用のだよ♪」 ふたりとも大喜びです。 こぐまくんは、早速マフラ...
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ちょっと大きなこぐまくん4

数日が経ち、こぐまくんの体もだいぶしっかりしてきて自分でお座りもできるようになりました。そんなある日の午後、お散歩の帰りにいつもの広場に立ち寄ると魔法の壺から何かが飛び出していました。 「おや?あれはなんだろう?」 ふたりは慎重に近づいてみ...
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ちょっと大きなこぐまくん3

それから数日が経ち、こぐまくんの体は魔法の壺からすっかり出てきました。 でもまだ力が入らないようで魔法の壺に寄りかかりながら旅こねくんとお空の話や月や星の話もしました。 どの話もとても興味深くいつか自分も旅をしてみたいな思うようになりました...