絵本

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ちょっと大きなこぐまくん1

ある夏の日、まだ夜が明けたばかりの涼しい朝のことでした。 旅こねくんは涼しさを満喫しようと朝のお散歩に出かけました。 テクテク歩いていると遠くの方から誰かの声が聞こえてきました。 「オハヨー♪だれかいませんかー?…オハヨー♪…」 おやおや、...
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月夜の鳴き声5

翌朝、ふたりが朝の散歩を楽しんでいるときでした。 突然、とっても気持ちの良い風が二人を包み込みました。 オオカミくんは、その風に鼻を立ててクンクンとその花のような素敵な香りを胸いっぱいに吸い込むとすぐに何かを悟りました。 どうやら探していた...
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月夜の鳴き声4

あくる日、いつもの広場に行くとなんとそこには大きな黒っぽい箱がおかれていました。 「きっとこの箱に乗ってゆくとオオカミくんの本当のお家にたどり着けるんだと思うよ。」 オオカミくんはうれしくなって大きな箱の周りを飛び跳ねながらグルグルと走り回...
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月夜の鳴き声3

それから数日が経ち、オオカミくんはすっかり魔法の壺の外へ出てこれるようになりました。 その日はオオカミくんの手足に肉球が現れてきてふたりは大喜びです。 早速「肉球みせあっこ」という遊びを思いつき二人共夢中になって遊びました。
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月夜の鳴き声2

翌朝、旅こねくんは再びオオカミくんに会いにいいつもの広場に行きました。オオカミくんはすでに魔法の壺から顔を出して旅こねくんを待ちわびていたようです。しかもその首周りにはフサフサとした立派なタテガミをまとっていました。「わぁ!タテガミふっさふ...
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月夜の鳴き声1

ある日のこと。 旅こねくんは、月が雲間に見えたり隠れたりする様子を楽しみながら夜のお散歩を楽しんでいました。 すると、いつもの広場の方から 「うぉ~~~~~ん」 という鳴き声が聞こえてくるではありませんか。 旅こねくんはその声の主が誰なのか...