秋が深まるある日のこと
旅こねくんとこうさぎくんは朝の散歩を楽しんでいました。
いつもの公園の木立の向こうには、いつもの広場でいつもの魔法の壺がぽつんとたたずんでいるのが見え隠れしています。
すると、その魔法の壺からふっと白い影が見え隠れしました。
「おや?あれは何だろう?」
ふたりは急いで広場の方へかけてゆきました。
近づいてみると白い影の正体は綺麗な白い子猫でした。
ふたりは大喜び。
早速白猫さんと仲良くなり楽しいお話の時間が始まりました。
それから数日が経ち白猫さんはすっかり魔法の壺から全身を出すことができるようになりました。
真っ白い白猫さんは尻尾だけ可愛い縞模様があることも発見しました。
3人は仲良く広場や公園で遊んだり近くの小川をお散歩したり楽しみました。
そんなある日のこといつもの広場に行ってみると大きな黒い箱がおかれていました。
その箱は白猫さんにちょうど良い大きさでした。
どうやら白猫さんの本当のお家への出発の日が近づいてきたようです。
早速3人は旅たちの準備をはじめました。
翌々日の朝、いよいよ出発のおt気が来ました。
「旅こねくん、子ウサギくん沢山遊んでくれてありがとう!」
「うん!また遊ぼうねー!!」
旅こねくんと子ウサギさんは手を振る白猫さんが見えなくなるまで沢山手を振りました。
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